Search Hashtag & User

#マウンテンぶちか Instagram Story & Photos & Videos

マウンテンぶちか - 74 posts

Latest #マウンテンぶちか Posts

Advertisements

Advertisements

  • 山野井泰史さんの密着ドキュメンタリ作品のソロを拝読し、すっかり彼の魅力にとりつかれ手にした1冊。やはり間違いなかった。著者が念頭に置いたのは①遭難を知らない登山者に遭難の実態を知ってもらいたい②実態を知ったうえで各自が行っている山登りを真剣に自分自身の頭で考えてもらいたい③実態を知らない登山者に上っ面の対処法など説いたところで意味はない...の3つ。過去にメディアで山の遭難がどのように扱われてきたのかという点について以下のように述べている。.
    .
    短絡的な原因究明に終始し見方の浅い原因究明を受け、いたずらに技術論重視の対処を説くパターンがほとんど。たとえば天候判断の誤りや装備の不備が事故原因と見られ、このような事故をなくすためには正確な天気図知識や装備の有効活用がのぞまれる...といった具合にである。はっきり言ってこんな記事は何の役にも立たない(中略)こうしたパターンの記事には遭難の実体がない。実体とはすなわち人間の姿である。当事者が何を考えどういう心理状態で何を思って行動したかが、こうしたパターンの記事からは見事に抜け落ちている。なぜ抜け落ちてるかといえば、その部分には触れたくないからであろう。*あとがきから抜粋.
    .
    著者はメディアが遭難をお涙頂戴の美談仕立てにする風潮に強烈なアンチテーゼを投げかけ、あえて古傷を剥がしにかかり実体といえる当事者の心理に深く迫る。当然のことながら遺族や関係者からは疎ましがられ激しい嫌悪感を抱かれることになるのだが、そうしてまでも事実に迫るのは著者が心の底から山を愛し遭難という痛ましい出来事�を少しでも減らしたいという切実な願いからなのだと感じた。.
    .
    ちょっとした体調不良や初期の道迷いなど、当然のことながら重大事故に発展する因子がそれぞれ潜んでおり、なおかつ興味深いのは本人または周囲がそれらに気づいていたケースが多いということ。それでいて行動を中止できなかったのは上述の通りに人の心理が強く作用しており、たとえば上席者に意見することができない、世間体を気にするなど、いかにも人間らしい心理がそこにはあった。ふと思い出したのは過去に手にした著書のひとつ、旧日本軍が大敗した理由に迫った #失敗の本質
    のように進言しづらい状況などが数多存在していることが悲劇の始まりだったのではと悔やまれる。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike
    #死者は還らず #山岳遭難の現実 #丸山直樹 #遭難 #登山 #山 #クライミング #mountain #mountaineering #alpinist
    #2019年ぶちか読書 #037 #マウンテンぶちか #山好きな人と繋がりたい
  • 山野井泰史さんの密着ドキュメンタリ作品のソロを拝読し、すっかり彼の魅力にとりつかれ手にした1冊。やはり間違いなかった。著者が念頭に置いたのは①遭難を知らない登山者に遭難の実態を知ってもらいたい②実態を知ったうえで各自が行っている山登りを真剣に自分自身の頭で考えてもらいたい③実態を知らない登山者に上っ面の対処法など説いたところで意味はない...の3つ。過去にメディアで山の遭難がどのように扱われてきたのかという点について以下のように述べている。.
.
短絡的な原因究明に終始し見方の浅い原因究明を受け、いたずらに技術論重視の対処を説くパターンがほとんど。たとえば天候判断の誤りや装備の不備が事故原因と見られ、このような事故をなくすためには正確な天気図知識や装備の有効活用がのぞまれる...といった具合にである。はっきり言ってこんな記事は何の役にも立たない(中略)こうしたパターンの記事には遭難の実体がない。実体とはすなわち人間の姿である。当事者が何を考えどういう心理状態で何を思って行動したかが、こうしたパターンの記事からは見事に抜け落ちている。なぜ抜け落ちてるかといえば、その部分には触れたくないからであろう。*あとがきから抜粋.
.
著者はメディアが遭難をお涙頂戴の美談仕立てにする風潮に強烈なアンチテーゼを投げかけ、あえて古傷を剥がしにかかり実体といえる当事者の心理に深く迫る。当然のことながら遺族や関係者からは疎ましがられ激しい嫌悪感を抱かれることになるのだが、そうしてまでも事実に迫るのは著者が心の底から山を愛し遭難という痛ましい出来事�を少しでも減らしたいという切実な願いからなのだと感じた。.
.
ちょっとした体調不良や初期の道迷いなど、当然のことながら重大事故に発展する因子がそれぞれ潜んでおり、なおかつ興味深いのは本人または周囲がそれらに気づいていたケースが多いということ。それでいて行動を中止できなかったのは上述の通りに人の心理が強く作用しており、たとえば上席者に意見することができない、世間体を気にするなど、いかにも人間らしい心理がそこにはあった。ふと思い出したのは過去に手にした著書のひとつ、旧日本軍が大敗した理由に迫った#失敗の本質
のように進言しづらい状況などが数多存在していることが悲劇の始まりだったのではと悔やまれる。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike
#死者は還らず #山岳遭難の現実 #丸山直樹 #遭難 #登山 #山 #クライミング #mountain #mountaineering #alpinist
#2019年ぶちか読書 #037 #マウンテンぶちか #山好きな人と繋がりたい
  •  50  0 11 February, 2019
  • 先日に山野井さんの #垂直の記憶
    を拝読しポストしたら本著を推薦いただき早速手に取った。彼の功績が素晴らしいのは言うまでもなく、さらに感動したのは著者の丸山氏の緻密な取材と描写。かなりの期間に密着したとはいえ、山野井さんのパーソナリティのみならず日本山岳会の歴史や趨勢、そして時には読んでいるこちらが若干ヒヤヒヤしてしまうような毒も織り交ぜつつ鋭い考察を見せつけてくる。 #死者は還らず
    も必読な予感!.
    .
    なぜソロ(単独行)なのか?に深く強く迫る。彼の次元には到底及ばない...否、次元すら違うがその考え方や生き方には共感する部分が多々あり。本著の大部分は彼の登攀実績を緻密に紹介しているのだが、実は肝は最終章の”自分を生きる”に凝縮されていると思う。なぜソロなのか。登山におけるそれだけではなく、人生つまり生きていく上でのソロという状況...単独そして孤独という概念にまで言及している、丸山氏のその高い構成力には唸るしかない。.
    .
    日本でもかつて山岳信仰が盛んだったように、人間はそもそも山を「人知を超えた何かがある」存在だととらえてきた。だが近代アルピニズムの登場により、「山は征服するもの」「挑むもの」といった考え方が定着し、人間は、山を尊び、自然をあがめる謙虚さを失っていた。(中略)山登りとは、人間が古来抱き続けてきた山や自然に対する謙虚さを、みずからに思い出させる「帰依」の具現化なのではなかろうか。*本文より抜粋。.
    .
    山野井は山を善なるものと感じ取り、したがって山と同一化するためには、自分と山との間に介在するものが何もない「ソロ」が最善の形であることを、直感したのではなかろうか。*本文より抜粋。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike
    #ソロ #丸山直樹 #山野井泰史 #登山 #山 #クライミング #mountain #mountaineering #alpinist #山と渓谷社
    #2019年ぶちか読書 #034 #マウンテンぶちか
  • 先日に山野井さんの#垂直の記憶
を拝読しポストしたら本著を推薦いただき早速手に取った。彼の功績が素晴らしいのは言うまでもなく、さらに感動したのは著者の丸山氏の緻密な取材と描写。かなりの期間に密着したとはいえ、山野井さんのパーソナリティのみならず日本山岳会の歴史や趨勢、そして時には読んでいるこちらが若干ヒヤヒヤしてしまうような毒も織り交ぜつつ鋭い考察を見せつけてくる。#死者は還らず
も必読な予感!.
.
なぜソロ(単独行)なのか?に深く強く迫る。彼の次元には到底及ばない...否、次元すら違うがその考え方や生き方には共感する部分が多々あり。本著の大部分は彼の登攀実績を緻密に紹介しているのだが、実は肝は最終章の”自分を生きる”に凝縮されていると思う。なぜソロなのか。登山におけるそれだけではなく、人生つまり生きていく上でのソロという状況...単独そして孤独という概念にまで言及している、丸山氏のその高い構成力には唸るしかない。.
.
日本でもかつて山岳信仰が盛んだったように、人間はそもそも山を「人知を超えた何かがある」存在だととらえてきた。だが近代アルピニズムの登場により、「山は征服するもの」「挑むもの」といった考え方が定着し、人間は、山を尊び、自然をあがめる謙虚さを失っていた。(中略)山登りとは、人間が古来抱き続けてきた山や自然に対する謙虚さを、みずからに思い出させる「帰依」の具現化なのではなかろうか。*本文より抜粋。.
.
山野井は山を善なるものと感じ取り、したがって山と同一化するためには、自分と山との間に介在するものが何もない「ソロ」が最善の形であることを、直感したのではなかろうか。*本文より抜粋。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike
#ソロ #丸山直樹 #山野井泰史 #登山 #山 #クライミング #mountain #mountaineering #alpinist #山と渓谷社
#2019年ぶちか読書 #034 #マウンテンぶちか
  •  68  2 9 February, 2019

Advertisements

  • 山行を充実させるために必要なのは、体力と気象学、そして読図だと思っている。本著は初心者にもわかりやすく丁寧に解説されていてオススメ!しっかり読み込んで、あとは実践あるのみ。地図を買って現地の状況に想いを馳せるというのも楽しみだなぁ。山行にまつわる行為は仕事に通じることがあると思っていて、気象は市場の趨勢をつかむこと、そして読図は今自分がいるポジションを客観的に把握すること。.
    .
    エイミングオフという考え方があって「ルート取りのテクニックのひとつ。チェックポイントに対してワザと狙いを外してコンパスの針を設定し、直進路がそれたときのリスクを最小限におさえる方法。道や川などの線状特徴物の向こう側にコントロールがある場合に有効」*オリエンテーリングクラブ、サン・スーシのホームページより抜粋しました。ミクロネシアやポリネシアの航海術も近しい方法を取り入れているというのが非常に興味ふかい。先日読了した #バジャウ
    のドキュメンタリにも通ずるものがあった。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #山岳読図大全 #村越真 #地図 #map #登山 #山 #mountain #山と渓谷社
    #2019年ぶちか読書 #033 #マウンテンぶちか
  • 山行を充実させるために必要なのは、体力と気象学、そして読図だと思っている。本著は初心者にもわかりやすく丁寧に解説されていてオススメ!しっかり読み込んで、あとは実践あるのみ。地図を買って現地の状況に想いを馳せるというのも楽しみだなぁ。山行にまつわる行為は仕事に通じることがあると思っていて、気象は市場の趨勢をつかむこと、そして読図は今自分がいるポジションを客観的に把握すること。.
.
エイミングオフという考え方があって「ルート取りのテクニックのひとつ。チェックポイントに対してワザと狙いを外してコンパスの針を設定し、直進路がそれたときのリスクを最小限におさえる方法。道や川などの線状特徴物の向こう側にコントロールがある場合に有効」*オリエンテーリングクラブ、サン・スーシのホームページより抜粋しました。ミクロネシアやポリネシアの航海術も近しい方法を取り入れているというのが非常に興味ふかい。先日読了した#バジャウ
のドキュメンタリにも通ずるものがあった。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#山岳読図大全 #村越真 #地図 #map #登山 #山 #mountain #山と渓谷社
#2019年ぶちか読書 #033 #マウンテンぶちか
  •  51  0 8 February, 2019
  • ジョンクラカワーの空へ(into thin air)が積ん読のまま、先に手にしたのは彼の処女作となる12編の山岳エッセイ。敬愛する #角幡唯介 さんが最も影響を受けたというから読まないという選択肢はない。著書覚書に「誤解のないよう、この本のどの文章も、核となる疑問〜なぜ、正常な人間がそんなことをしたがるのか〜に真正面から取り組み、明確な結論を下してはいないことを言っておかなければならない」とあるように、人は何故山に登るのかという普遍的なテーマについては殆ど触れられていないので、それを期待してページをめくると肩透かしを食らうことになる。.
    .
    もしかするとエベレストよりもK2が標高が高いのでは?と言う議論がいっとき山岳会を騒がせた。もはや200m前後の差異をはたして現代のテクノロジーを以ってしてでも精緻に計測できるのだろうか?と思うとともに、いかに人間が数値という呪縛にとらわれているのかという皮肉をそこに感じてしまった。そもそも山行に記録や数値を持ち込むのはナンセンスだと思っている。.
    .
    .飽くまでも個人的な感想なので聞き流して欲しいのだが、いかんせん翻訳の仕方がいまいちだった気がするので...もう少し読みやすい工夫があればと思う。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #エヴェレストより高い山 #ジョンクラカワー #jonkrakauer #登山 #山 #mountain #everest
    #mountaineering #alpinist
    #2019年ぶちか読書 #030 #マウンテンぶちか
  • ジョンクラカワーの空へ(into thin air)が積ん読のまま、先に手にしたのは彼の処女作となる12編の山岳エッセイ。敬愛する#角幡唯介 さんが最も影響を受けたというから読まないという選択肢はない。著書覚書に「誤解のないよう、この本のどの文章も、核となる疑問〜なぜ、正常な人間がそんなことをしたがるのか〜に真正面から取り組み、明確な結論を下してはいないことを言っておかなければならない」とあるように、人は何故山に登るのかという普遍的なテーマについては殆ど触れられていないので、それを期待してページをめくると肩透かしを食らうことになる。.
.
もしかするとエベレストよりもK2が標高が高いのでは?と言う議論がいっとき山岳会を騒がせた。もはや200m前後の差異をはたして現代のテクノロジーを以ってしてでも精緻に計測できるのだろうか?と思うとともに、いかに人間が数値という呪縛にとらわれているのかという皮肉をそこに感じてしまった。そもそも山行に記録や数値を持ち込むのはナンセンスだと思っている。.
.
.飽くまでも個人的な感想なので聞き流して欲しいのだが、いかんせん翻訳の仕方がいまいちだった気がするので...もう少し読みやすい工夫があればと思う。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#エヴェレストより高い山 #ジョンクラカワー #jonkrakauer #登山 #山 #mountain #everest
#mountaineering #alpinist
#2019年ぶちか読書 #030 #マウンテンぶちか
  •  59  0 3 February, 2019

Advertisements

  • 1973年の初版本。日本人登山の黎明期を知るには当時のアルピニスト達の自著を読み込む必要があると思っている。優れたアルピニストは優れた文筆家であることが多い。奥山氏自身が投げかける当時の登山界へのアンチテーゼは45年経った今読むと新鮮に感じる。日本人の精神的体質は集団主義に迎合しやすいという指摘も鋭い。女性初のアルプス三大北壁登攀に成功した今井通子氏が、遠征計画書を持参し後援依頼の為に朝日新聞社を往訪した際に応対したのが本多勝一氏だったという。登山をはじめとする探検や冒険という行為にスポンサーをつけるか否かという議論がここで為されていたのは、非常に興味ふかい。山岳会の旧態依然とした体制についてもチクリと一言述べられている。現代の山岳会の状況はどうなのだろうか。シャモニの休日/近藤等著も手にしてみたい。.
    .
    「パイオニアワークをどこに求めるか」という話題の中では編集者と激論を交わしており、それが実はある意味で滑稽でゲラゲラと笑ってしまった。「ペチャンコになった歯磨きのチューブは、いくら押しても何も出てこない」という名言がここにあった。.
    .
    「クソ・アルピニズムというものがある。何でもかでも登山を記録と結びつけなければ、アルピニズムではないと盲信している連中のことだ。登山の記録というものは行為の帰結であって、記録をつくるために行為するものではない。まず山があり、次のその山に対する感動が起こり、それが行動となり、結果において記録を生む。それがアルピニズムなのだ」.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #ザイルを結ぶとき #奥山章 #登山 #山 #登攀 #クライミング #climing #mountain #山と溪谷社
    #2019年ぶちか読書 #021 #ハワイアンぶちか #マウンテンぶちか
  • 1973年の初版本。日本人登山の黎明期を知るには当時のアルピニスト達の自著を読み込む必要があると思っている。優れたアルピニストは優れた文筆家であることが多い。奥山氏自身が投げかける当時の登山界へのアンチテーゼは45年経った今読むと新鮮に感じる。日本人の精神的体質は集団主義に迎合しやすいという指摘も鋭い。女性初のアルプス三大北壁登攀に成功した今井通子氏が、遠征計画書を持参し後援依頼の為に朝日新聞社を往訪した際に応対したのが本多勝一氏だったという。登山をはじめとする探検や冒険という行為にスポンサーをつけるか否かという議論がここで為されていたのは、非常に興味ふかい。山岳会の旧態依然とした体制についてもチクリと一言述べられている。現代の山岳会の状況はどうなのだろうか。シャモニの休日/近藤等著も手にしてみたい。.
.
「パイオニアワークをどこに求めるか」という話題の中では編集者と激論を交わしており、それが実はある意味で滑稽でゲラゲラと笑ってしまった。「ペチャンコになった歯磨きのチューブは、いくら押しても何も出てこない」という名言がここにあった。.
.
「クソ・アルピニズムというものがある。何でもかでも登山を記録と結びつけなければ、アルピニズムではないと盲信している連中のことだ。登山の記録というものは行為の帰結であって、記録をつくるために行為するものではない。まず山があり、次のその山に対する感動が起こり、それが行動となり、結果において記録を生む。それがアルピニズムなのだ」.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#ザイルを結ぶとき #奥山章 #登山 #山 #登攀 #クライミング #climing #mountain #山と溪谷社
#2019年ぶちか読書 #021 #ハワイアンぶちか #マウンテンぶちか
  •  55  2 26 January, 2019
  • 2018年の12月に開催された冒険塾で購入した1冊。表紙が抜群にかっこいい。モンベルの創業者、辰野勇さんの著書。年末に会った大学の友人が身にまとっていたのはモンベルのインナーとアウター。以前はパタゴニアだった気がするがその理由を訊ねると「モンベルは登山界のユニクロだよ」とのこと。改めてブランドサイトを見てみると、たしかに高品質ながら求めやすい価格を実現していた。モンベルというブランドは50万人もの”モンベル会員”を擁しておりその理由にも納得。自分の中には既にモンベルとマーモットの2択しかなく、それは辰野さんと #角幡雄介 さんの影響が色濃く出ているのは言わずもがな。やはり企業やブランドというのは、携わる人のイズムや熱量によって支持されているのだと一消費者として改めて実感。.
    .
    冒険塾で拝聴した内容がいくつか記述されており、より深く辰野イズムとモンベルが目指すものが理解できた。いっときパタゴニアの日本総代理店だったことは知らなかった...。内容は、原点、起業、旅と冒険、アウトドア義援隊、そして対談の5部構成。興味深かったのは最終章の、CWニコル氏、中村哲氏、養老孟司氏、山野井泰史氏、そして坂本龍一氏との対談。2月にまたお目にかかることができると思うと非常に楽しみである。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy
    #軌跡 #辰野勇 #モンベル #montbell #登山 #山 #登攀 #山屋 #アルピニスト #mountain #三大北壁 #アイガー北壁 #冒険塾
    #2019年ぶちか読書 #012 #マウンテンぶちか
  • 2018年の12月に開催された冒険塾で購入した1冊。表紙が抜群にかっこいい。モンベルの創業者、辰野勇さんの著書。年末に会った大学の友人が身にまとっていたのはモンベルのインナーとアウター。以前はパタゴニアだった気がするがその理由を訊ねると「モンベルは登山界のユニクロだよ」とのこと。改めてブランドサイトを見てみると、たしかに高品質ながら求めやすい価格を実現していた。モンベルというブランドは50万人もの”モンベル会員”を擁しておりその理由にも納得。自分の中には既にモンベルとマーモットの2択しかなく、それは辰野さんと#角幡雄介 さんの影響が色濃く出ているのは言わずもがな。やはり企業やブランドというのは、携わる人のイズムや熱量によって支持されているのだと一消費者として改めて実感。.
.
冒険塾で拝聴した内容がいくつか記述されており、より深く辰野イズムとモンベルが目指すものが理解できた。いっときパタゴニアの日本総代理店だったことは知らなかった...。内容は、原点、起業、旅と冒険、アウトドア義援隊、そして対談の5部構成。興味深かったのは最終章の、CWニコル氏、中村哲氏、養老孟司氏、山野井泰史氏、そして坂本龍一氏との対談。2月にまたお目にかかることができると思うと非常に楽しみである。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy 
#軌跡 #辰野勇 #モンベル #montbell #登山 #山 #登攀 #山屋 #アルピニスト #mountain #三大北壁 #アイガー北壁 #冒険塾
#2019年ぶちか読書 #012 #マウンテンぶちか
  •  70  5 13 January, 2019
  • 先日拝読した新田次郎著「栄光の岸壁」のモデルとなった実在の人物が芳野満彦氏。栄光の岸壁の主人公、岳彦青年が諏訪神社の屋根から望んだという富士山。結婚してまもない頃に2年ほど諏訪神社の目の前に住んでいた自分は不思議なご縁を感じ、正月休みに都内に出かける用事ができそれに乗じ久方ぶりに諏訪神社を訪ねた。.
    .
    社務所に入り神主さんに当時の様子を伺うと富士見坂の傍に芳野さんの生家があったとのこと。その足で富士見坂に足を伸ばしたが既にそこから富士山は見えなかった。住んでいた頃は、澄み切った冬の空気の向こうに凛とした姿の富士山が佇んでいたのを思い出した。.
    .
    当然のことながら初詣で賑わう境内、いったいこの参拝客の中で誰が芳野満彦氏と岳彦青年のことを知っているのだろうか。芳野氏もこの界隈に住んでいたという。憧れの人が暮らした同じ街に短い期間ながらも生活していたのだと思うと胸が熱くなる。.
    .
    栄光の岸壁を拝読した後なので、既に知り得たことがらも多かったが、やはり実際に山靴を履いた人の文章は厚みがある。八ヶ岳の遭難、駄犬ゴンベー、徳沢園、そしてアイガーとマッターホルンへの挑戦。素晴らしいとしか言いようがない!.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #山靴の音 #芳野満彦 #登山 #山 #登攀 #山屋 #アルピニスト #mountain #栄光の岸壁 #諏訪神社 #三大北壁 #アイガー北壁
    #2019年ぶちか読書 #011 #マウンテンぶちか
  • 先日拝読した新田次郎著「栄光の岸壁」のモデルとなった実在の人物が芳野満彦氏。栄光の岸壁の主人公、岳彦青年が諏訪神社の屋根から望んだという富士山。結婚してまもない頃に2年ほど諏訪神社の目の前に住んでいた自分は不思議なご縁を感じ、正月休みに都内に出かける用事ができそれに乗じ久方ぶりに諏訪神社を訪ねた。.
.
社務所に入り神主さんに当時の様子を伺うと富士見坂の傍に芳野さんの生家があったとのこと。その足で富士見坂に足を伸ばしたが既にそこから富士山は見えなかった。住んでいた頃は、澄み切った冬の空気の向こうに凛とした姿の富士山が佇んでいたのを思い出した。.
.
当然のことながら初詣で賑わう境内、いったいこの参拝客の中で誰が芳野満彦氏と岳彦青年のことを知っているのだろうか。芳野氏もこの界隈に住んでいたという。憧れの人が暮らした同じ街に短い期間ながらも生活していたのだと思うと胸が熱くなる。.
.
栄光の岸壁を拝読した後なので、既に知り得たことがらも多かったが、やはり実際に山靴を履いた人の文章は厚みがある。八ヶ岳の遭難、駄犬ゴンベー、徳沢園、そしてアイガーとマッターホルンへの挑戦。素晴らしいとしか言いようがない!.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#山靴の音 #芳野満彦 #登山 #山 #登攀 #山屋 #アルピニスト #mountain #栄光の岸壁 #諏訪神社 #三大北壁 #アイガー北壁
#2019年ぶちか読書 #011 #マウンテンぶちか
  •  65  2 12 January, 2019
  • 上巻冒頭に出て来た日暮里(正確には西日暮里が最寄駅)にある諏訪神社の名を見て仰天した。結婚してしばらくのあいだ、まさしくその諏訪神社の目の前に住んでいたのだ。主人公の岳彦が上がったという神社の屋根から望む富士山、崖下の小学校(現在は荒川区立第一日暮里小学校)そして神社にあがる階段など...いづれも当時の生活で馴染みのある場所ばかり。Instagramを通じて知った御茶ノ水の喫茶店”穂高”も何度か登場し、そのリアルな設定にグイグイと引き込まれていった。日常生活が突然に戦中から戦後(終戦)へ様変わりし、伴いあまりにも劇的な環境や心情の変化、心の拠り所や情熱を注ぐ対象が何かわからなくなってしまった...そんな当時の若者の葛藤を通じ、山の世界の魅力とそれに取り憑かれた岳彦と彼を取り巻く人物のリアルな内面描写は、読む人の心を掴んで離さないだろう。特に行く末は妻となる恭子との恋慕はなんともいえぬ甘酸を感じさせる...岳彦の不器用かつ純粋無垢な山への愛情は、併読している #神々の山嶺 の羽生丈二を想起させられた。岳彦と羽生を重ねてイメージしたのはおそらく自分だけではないと思う。
    .
    主人公は実在した登山家の #茅野満彦 氏をモデルとしている。18歳で凍傷で足の指を全て失い絶望的とも言えるハンディキャップを乗り越えて、数々の登攀記録を打ち立てる...まさしく血の滲むような努力を乗り越えて奮闘する姿には大いに勇気づけられた。自分の膝のリハビリなどなんと瑣末な事だろうか。魔法瓶のルビが”テルモス”となっていたのには時代を感じる。茅野さんの著書 #山靴の音
    は非常に気になる1冊。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy
    #栄光の岸壁 #新田次郎 #登山 #山 #登攀 #冒険 #探検 #山男 #山屋 #クライミング #アルピニスト
    #2019年ぶちか読書 #001 #マウンテンぶちか
  • 上巻冒頭に出て来た日暮里(正確には西日暮里が最寄駅)にある諏訪神社の名を見て仰天した。結婚してしばらくのあいだ、まさしくその諏訪神社の目の前に住んでいたのだ。主人公の岳彦が上がったという神社の屋根から望む富士山、崖下の小学校(現在は荒川区立第一日暮里小学校)そして神社にあがる階段など...いづれも当時の生活で馴染みのある場所ばかり。Instagramを通じて知った御茶ノ水の喫茶店”穂高”も何度か登場し、そのリアルな設定にグイグイと引き込まれていった。日常生活が突然に戦中から戦後(終戦)へ様変わりし、伴いあまりにも劇的な環境や心情の変化、心の拠り所や情熱を注ぐ対象が何かわからなくなってしまった...そんな当時の若者の葛藤を通じ、山の世界の魅力とそれに取り憑かれた岳彦と彼を取り巻く人物のリアルな内面描写は、読む人の心を掴んで離さないだろう。特に行く末は妻となる恭子との恋慕はなんともいえぬ甘酸を感じさせる...岳彦の不器用かつ純粋無垢な山への愛情は、併読している#神々の山嶺 の羽生丈二を想起させられた。岳彦と羽生を重ねてイメージしたのはおそらく自分だけではないと思う。
.
主人公は実在した登山家の#茅野満彦 氏をモデルとしている。18歳で凍傷で足の指を全て失い絶望的とも言えるハンディキャップを乗り越えて、数々の登攀記録を打ち立てる...まさしく血の滲むような努力を乗り越えて奮闘する姿には大いに勇気づけられた。自分の膝のリハビリなどなんと瑣末な事だろうか。魔法瓶のルビが”テルモス”となっていたのには時代を感じる。茅野さんの著書#山靴の音
は非常に気になる1冊。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy 
#栄光の岸壁 #新田次郎 #登山 #山 #登攀 #冒険 #探検 #山男 #山屋 #クライミング #アルピニスト
#2019年ぶちか読書 #001#マウンテンぶちか
  •  66  5 1 January, 2019

Advertisements

  • 書評する前に、ふとInstagramで「同じ本を読んでいる人がいるかなぁ」..とサーチしてみたら1人だけだった(笑)。そりゃマニアックな内容だから仕方ないか。
    こちらも #角幡唯介 さんが紹介されていて手にした1冊。簡単にサードマンを説明すると、死に瀕する...たとえば遭難、大怪我、漂流など...の状態にあると、そこにいるはずのない誰かの存在をかなり具体的に感じるという現象。第三の男、それがサードマン。人によってはサードマンの気配を感じるだけではなく会話をしたり、その姿(輪郭)を明確に視認しているというから驚き。
    .
    本著の大部分は具体的なサードマン目撃事例を列挙しているのだが、脳科学的な考察(脳浮腫ではないか、など)もあり非常に興味ふかい。サードマンが現れるにはいくつか共通した条件があり、上述の通りに生命に危険が及んでいるということ、単純な作業や行動、景色が広がっているということなど。読んでいるうちに大部分は科学的な説明がつきそうな気がしてならなかったが、サードマンを見た人は”信心深い”というのも隠れたキーワードなのではと推察。以前読んだ #キリスト教は役に立つか で述べられていた #臨在 という概念を思い出す。.
    .
    サードマンは人を惑わしたりするのではなく、危機的状況に手を差し伸べて生命を繋ごうとしているというレポートも非常に興味ふかい。ちなみに角幡さんはサードマンを見たことがなく、 #アグルーカの行方 では十分に見られる環境にあったと思うが...と述懐していた。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい

    #サードマン #ジョンガイガー #johngeiger #thethirdmanfactor #登山 #山 #登攀 #冒険 #探検 #遭難
    # #adventure #exploring
    #2018年ぶちか読書 #360 #マウンテンぶちか
  • 書評する前に、ふとInstagramで「同じ本を読んでいる人がいるかなぁ」..とサーチしてみたら1人だけだった(笑)。そりゃマニアックな内容だから仕方ないか。
こちらも#角幡唯介 さんが紹介されていて手にした1冊。簡単にサードマンを説明すると、死に瀕する...たとえば遭難、大怪我、漂流など...の状態にあると、そこにいるはずのない誰かの存在をかなり具体的に感じるという現象。第三の男、それがサードマン。人によってはサードマンの気配を感じるだけではなく会話をしたり、その姿(輪郭)を明確に視認しているというから驚き。
.
本著の大部分は具体的なサードマン目撃事例を列挙しているのだが、脳科学的な考察(脳浮腫ではないか、など)もあり非常に興味ふかい。サードマンが現れるにはいくつか共通した条件があり、上述の通りに生命に危険が及んでいるということ、単純な作業や行動、景色が広がっているということなど。読んでいるうちに大部分は科学的な説明がつきそうな気がしてならなかったが、サードマンを見た人は”信心深い”というのも隠れたキーワードなのではと推察。以前読んだ#キリスト教は役に立つか で述べられていた#臨在 という概念を思い出す。.
.
サードマンは人を惑わしたりするのではなく、危機的状況に手を差し伸べて生命を繋ごうとしているというレポートも非常に興味ふかい。ちなみに角幡さんはサードマンを見たことがなく、#アグルーカの行方 では十分に見られる環境にあったと思うが...と述懐していた。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい

#サードマン #ジョンガイガー #johngeiger #thethirdmanfactor #登山 #山 #登攀 #冒険 #探検 #遭難
# #adventure #exploring
#2018年ぶちか読書 #360 #マウンテンぶちか
  •  52  4 19 December, 2018
  • 「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も書かない本を書く」をモットーにしている高野さんを知ったのは、 #間違う力
    が最初。それから #角幡唯介 さんの著書でそのお名前がちょいちょい出てくるので色々調べていたら、どうやら角幡さんが本著で多大なる影響を受けたらしい。影響を受けたというよりご本人が「激しく嫉妬した」と言っているくらいなので、これは絶対に読まなければならないと手にした1冊。.
    .
    中国四川省の成都からビルマ北部を通り最後にはインドに到達するという”幻の西南シルクロード”に挑むという内容。ネタバレになるので詳しくは書かないが、よくもまぁ生きて帰ってこられたもんだなと感心するやら呆れるやら。下手をすれば国際問題に発展しかねないくらいの破天荒な行動。.
    .
    角幡さんが嫉妬するというだけあって、本当に素晴らしい内容。状況描写はもちろんのこと、これでもか!というくらいの偶発的、否、状況から鑑みて必然的とも言える数多のアクシデント、しかもそれを毎度切り抜けるというから凄い。凄すぎる。ノンフィクションだがまるでフィクションのようにネタに事欠かない。.
    .
    ドタバタ探検記ということではなく、シルクロードという史実関係にも言及考察し、理不尽な政局に翻弄される人々の息遣いをリアルに描写している。ノンフィクションの真骨頂がここにあると感動した。角幡さんが影響を受けたという高野さんは世の中から過小評価されている気がしてならない。角幡ファンは必読!.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #西南シルクロードは密林に消える #高野秀行 #冒険 #探検 #adventure #exploring #シルクロード
    #silkroad #カチン #カチン族
    #2018年ぶちか読書 #357 #マウンテンぶちか
  • 「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、誰も書かない本を書く」をモットーにしている高野さんを知ったのは、#間違う力
が最初。それから#角幡唯介 さんの著書でそのお名前がちょいちょい出てくるので色々調べていたら、どうやら角幡さんが本著で多大なる影響を受けたらしい。影響を受けたというよりご本人が「激しく嫉妬した」と言っているくらいなので、これは絶対に読まなければならないと手にした1冊。.
.
中国四川省の成都からビルマ北部を通り最後にはインドに到達するという”幻の西南シルクロード”に挑むという内容。ネタバレになるので詳しくは書かないが、よくもまぁ生きて帰ってこられたもんだなと感心するやら呆れるやら。下手をすれば国際問題に発展しかねないくらいの破天荒な行動。.
.
角幡さんが嫉妬するというだけあって、本当に素晴らしい内容。状況描写はもちろんのこと、これでもか!というくらいの偶発的、否、状況から鑑みて必然的とも言える数多のアクシデント、しかもそれを毎度切り抜けるというから凄い。凄すぎる。ノンフィクションだがまるでフィクションのようにネタに事欠かない。.
.
ドタバタ探検記ということではなく、シルクロードという史実関係にも言及考察し、理不尽な政局に翻弄される人々の息遣いをリアルに描写している。ノンフィクションの真骨頂がここにあると感動した。角幡さんが影響を受けたという高野さんは世の中から過小評価されている気がしてならない。角幡ファンは必読!.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#西南シルクロードは密林に消える #高野秀行 #冒険 #探検  #adventure #exploring #シルクロード
#silkroad #カチン #カチン族 
#2018年ぶちか読書 #357 #マウンテンぶちか
  •  51  0 15 December, 2018

Advertisements

  • #角幡唯介 氏が自身の著書で引き合いに出している著作は全て読もうとしている。その中で何度も登場しているのが本著。30年以上も前...1986年に刊行された内容は、現在の冒険家に色濃く影響を与えている。特筆すべきは冒険を定義していて「生命に危険が及ぶ可能性がある(場合によっては死に至る)」と「個人の主体性があるかどうか」である。冒険に企業協賛や事務局などは不要とバッサリと切り捨てる。ありがちな広告代理店の介入に対しては極めて批判的。.
    .
    #堀江謙一 #植村直己 そして知る人ぞ知る #金子健太郎 との対談は必読!堀江謙一がヨットで旅に出た時にマスコミはこれでもか!というくらいにコキおろしたけれども、これが成功したとなると見事に手のひらを返して賞賛の嵐、まさしく日本人ならでは...という印象。最近であれば安田純平さんの誘拐問題を思い出す。責任や判断をたらいまわす日本とは真逆で、冒険を試みようとする欧米は完全に自己責任とはなるが、チャレンジに伴う許可申請などは非常に寛大に対応しているという事実に驚いた。文化や精神の違いか。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #冒険と日本人 #本多勝一 #冒険 #探検 #冒険論
    #マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #351
  • #角幡唯介 氏が自身の著書で引き合いに出している著作は全て読もうとしている。その中で何度も登場しているのが本著。30年以上も前...1986年に刊行された内容は、現在の冒険家に色濃く影響を与えている。特筆すべきは冒険を定義していて「生命に危険が及ぶ可能性がある(場合によっては死に至る)」と「個人の主体性があるかどうか」である。冒険に企業協賛や事務局などは不要とバッサリと切り捨てる。ありがちな広告代理店の介入に対しては極めて批判的。.
.
#堀江謙一 #植村直己 そして知る人ぞ知る#金子健太郎 との対談は必読!堀江謙一がヨットで旅に出た時にマスコミはこれでもか!というくらいにコキおろしたけれども、これが成功したとなると見事に手のひらを返して賞賛の嵐、まさしく日本人ならでは...という印象。最近であれば安田純平さんの誘拐問題を思い出す。責任や判断をたらいまわす日本とは真逆で、冒険を試みようとする欧米は完全に自己責任とはなるが、チャレンジに伴う許可申請などは非常に寛大に対応しているという事実に驚いた。文化や精神の違いか。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#冒険と日本人 #本多勝一 #冒険 #探検 #冒険論
#マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #351
  •  52  0 9 December, 2018
  • 突然ですがみなさんは雪男の存在を信じますか?...いつだったか「雪男の足跡発を見か!」のような見出しがセンセーショナルに紙面を賑わしたのは、既に遠い記憶。自分もまさかとは思いつつも、実は相当数の人々(なかには著名な登山家も)が見た!という証言を残している。結論、自分は「いる」と思っている。そしてその存在を否定している人には「見えない」のだろう。おそらくだけど、日本のマタギがヒマラヤに入ったら高い確率でその姿を見ることができるかもしれない。.
    .
    本著をただのミステリー、ファンタジー、冒険記として片付けるのはあまりにも性急であり、巻末に非常に重要な一文があったので引用させていただきたい。.
    .
    「残念ながら多くの雪男や足跡の目撃談は直接に体験した者以外にとっては、常識的な観点から反論が可能な現象に地位を落としてしまう。現場での体験は口頭や文字で伝達することで言葉による説明に変換されるが、言葉による説明はどんなに精緻な論理や合理的な推論を組み立てたところで、批判的な立場からの反論を許すという宿命的な性格を帯びている。説明は映像とは異なり、他者による解釈を許し、突っ込みどころが満載で、基本的には現場特有の高揚感や緊迫感といった雰囲気を伝えにくい。そうした情緒的な場の要素は、言葉による説明の中では霧消してしまうのだ」.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #雪男は向こうからやって来た #角幡唯介 #雪男 #yeti #ヒマラヤ #冒険 #探検 #山 #mountain
    #マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #350
  • 突然ですがみなさんは雪男の存在を信じますか?...いつだったか「雪男の足跡発を見か!」のような見出しがセンセーショナルに紙面を賑わしたのは、既に遠い記憶。自分もまさかとは思いつつも、実は相当数の人々(なかには著名な登山家も)が見た!という証言を残している。結論、自分は「いる」と思っている。そしてその存在を否定している人には「見えない」のだろう。おそらくだけど、日本のマタギがヒマラヤに入ったら高い確率でその姿を見ることができるかもしれない。.
.
本著をただのミステリー、ファンタジー、冒険記として片付けるのはあまりにも性急であり、巻末に非常に重要な一文があったので引用させていただきたい。.
.
「残念ながら多くの雪男や足跡の目撃談は直接に体験した者以外にとっては、常識的な観点から反論が可能な現象に地位を落としてしまう。現場での体験は口頭や文字で伝達することで言葉による説明に変換されるが、言葉による説明はどんなに精緻な論理や合理的な推論を組み立てたところで、批判的な立場からの反論を許すという宿命的な性格を帯びている。説明は映像とは異なり、他者による解釈を許し、突っ込みどころが満載で、基本的には現場特有の高揚感や緊迫感といった雰囲気を伝えにくい。そうした情緒的な場の要素は、言葉による説明の中では霧消してしまうのだ」.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#雪男は向こうからやって来た #角幡唯介 #雪男 #yeti #ヒマラヤ #冒険 #探検 #山 #mountain
#マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #350
  •  72  2 6 December, 2018
  • 「旅を書く、自分を書く」「人はなぜ冒険をするのか」「旅から見えること」の三部構成。さらには、それぞれで記事・対談・解説に細分化されているんだけど、冒頭に #沢木耕太郎 さんとの対談が思いっきり話が噛み合わなくて読んでいてヒヤヒヤするくらい。沢木氏が恣意的ともとれるくらいに角幡氏を否定している(ように思えた)。そしてさらに興味ふかいのはその直後の章で #増田俊也 氏がその対談についてイマイチだったというような評価をしていて笑った。.
    .
    ベトナム戦争で撮影されたという安全への逃避を撮影した #沢田教一 について「自分の写真が世界平和に寄与するかどうかは沢田本人にはさして重要ではなかったのではないか、ロバートキャパに通底するものを感じた」「夢枕獏が神々の山嶺で井上靖の氷壁に足りなかったものを自著で補おうとしたのではないか?」という考察は非常に興味ふかい。神々の〜はまだ原作を手にしていないのでこれから非常に楽しみ。.
    .
    最近では<死>をキーワードにするより、自由という概念を手がかりに考察したほうが正解に近づけるでのはないかという気がしている..という一文にハッとした。自分が山に求めている「何か」と「死生観」について光明が差した気がした。.
    .

    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #旅人の表現術 #角幡唯介 #旅人 #表現 #表現術 #冒険 #探検 #文章力 #文章
    #マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #347
  • 「旅を書く、自分を書く」「人はなぜ冒険をするのか」「旅から見えること」の三部構成。さらには、それぞれで記事・対談・解説に細分化されているんだけど、冒頭に#沢木耕太郎 さんとの対談が思いっきり話が噛み合わなくて読んでいてヒヤヒヤするくらい。沢木氏が恣意的ともとれるくらいに角幡氏を否定している(ように思えた)。そしてさらに興味ふかいのはその直後の章で#増田俊也 氏がその対談についてイマイチだったというような評価をしていて笑った。.
.
ベトナム戦争で撮影されたという安全への逃避を撮影した#沢田教一 について「自分の写真が世界平和に寄与するかどうかは沢田本人にはさして重要ではなかったのではないか、ロバートキャパに通底するものを感じた」「夢枕獏が神々の山嶺で井上靖の氷壁に足りなかったものを自著で補おうとしたのではないか?」という考察は非常に興味ふかい。神々の〜はまだ原作を手にしていないのでこれから非常に楽しみ。.
.
最近では<死>をキーワードにするより、自由という概念を手がかりに考察したほうが正解に近づけるでのはないかという気がしている..という一文にハッとした。自分が山に求めている「何か」と「死生観」について光明が差した気がした。.
.

#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#旅人の表現術 #角幡唯介 #旅人 #表現 #表現術 #冒険 #探検 #文章力 #文章
#マウンテンぶちか #2018年ぶちか読書 #347
  •  74  0 2 December, 2018
  • 「テーマでははなく文章で勝負したい」と言っている彼は当然のことながらインプット(読書量)も素晴らしい。読書家のセレクトは理屈抜きで身を乗り出してしまう。先日拝読した #高野秀行
    さんとの対談本でも様々な著書を推薦されていて重複する部分もあったけど、繰り返し刷り込まれているので自分としては非常にありがたい。「読書は人の人生を狂わせ道を踏み外させる非常に恐ろしい営為である」とある通りに、読書の絶対量はその人の人生の選択肢を無条件に増やすと思っている。女性は出産という経験を通じて生と死を体感し理解することができるが男性はそれができない、故に(生命に危険をもたらすかもしれない)冒険を通じて生と死を体感し理解しようとする...というのは極端な発想かもしれないが言い得て妙、さすが。ものすごく共感できる。自分は男性だけど出産はしてみたいと本気で思っている。角幡さんはノンフィクションとフィクション(小説)の境界線について色々と思い悩み感じる部分があるようだ。最新の著作 #新冒険論
    でも富士登山に対する懐疑に言及していたのは記憶に新しいけれど、本著でも「登山には生活から死が喪失したことで生が浮遊してしまった、実存的な病弊を抱えた人たちによる、やむにやまれぬ生の回復運動という側面がある」と指摘している.
    .
    経験、読書、発見、そして深化。これが読書と人間の相互作用である。読書には未消化だった経験に適切な言葉を与えてくれるという効能があり、言葉が与えられることでかたちの曖昧だった経験は明確な輪郭を伴った思想に昇華されるのである。*本文より.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #探検家の日々本本 #角幡唯介 #探検 #冒険 #探検家 #冒険家
    #2018年ぶちか読書 #345 #マウンテンぶちか
  • 「テーマでははなく文章で勝負したい」と言っている彼は当然のことながらインプット(読書量)も素晴らしい。読書家のセレクトは理屈抜きで身を乗り出してしまう。先日拝読した#高野秀行
さんとの対談本でも様々な著書を推薦されていて重複する部分もあったけど、繰り返し刷り込まれているので自分としては非常にありがたい。「読書は人の人生を狂わせ道を踏み外させる非常に恐ろしい営為である」とある通りに、読書の絶対量はその人の人生の選択肢を無条件に増やすと思っている。女性は出産という経験を通じて生と死を体感し理解することができるが男性はそれができない、故に(生命に危険をもたらすかもしれない)冒険を通じて生と死を体感し理解しようとする...というのは極端な発想かもしれないが言い得て妙、さすが。ものすごく共感できる。自分は男性だけど出産はしてみたいと本気で思っている。角幡さんはノンフィクションとフィクション(小説)の境界線について色々と思い悩み感じる部分があるようだ。最新の著作#新冒険論
でも富士登山に対する懐疑に言及していたのは記憶に新しいけれど、本著でも「登山には生活から死が喪失したことで生が浮遊してしまった、実存的な病弊を抱えた人たちによる、やむにやまれぬ生の回復運動という側面がある」と指摘している.
.
経験、読書、発見、そして深化。これが読書と人間の相互作用である。読書には未消化だった経験に適切な言葉を与えてくれるという効能があり、言葉が与えられることでかたちの曖昧だった経験は明確な輪郭を伴った思想に昇華されるのである。*本文より.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#探検家の日々本本 #角幡唯介 #探検 #冒険 #探検家 #冒険家
#2018年ぶちか読書 #345 #マウンテンぶちか
  •  43  0 1 December, 2018
  • 間違いなく今年のベスト10に入る傑作!常に携行したいバイブル。.
    .
    自分は富士登山に懐疑的であって、そのモヤモヤとしたものがここでスッキリ解消できた。同じく氏はエベレストについても「未知の象徴たる世界の最高峰は、いつの間にやら我々のシステムの内側に吸収されてしまっており、登頂を目指すこと自体、クリエイティブな要素など微塵もない、逆に”これさえやれば志望校に合格できます”みたいな受験テクニックさながらの没個性的マニュアル行為への対象へと変質してしまっていたのである」と指摘する。痛快!.
    .
    管理という概念は<行動に関する判断を自分以外の何かに譲り渡した状態>と定義することができる、冒険の現場では①情報通信テクノロジーの発達②ジャンル化③人間のものの見方の変化によりシステムが巨大化、強固化しているように思えるとのこと。脱システムするためには、われわれが暮らす日常がどのようなシステムの管理下にあるのかを、まず自分なりに見通すことができていなければならない。冒険を報告するということは、冒険によって越えられたシステムの境界線を明示すること.
    .
    2019年は更に脱システムと反テクノロジーを声高に標榜していきたい。.
    .
    #bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
    #love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
    #新冒険論 #角幡唯介 #探検 #冒険 #極夜 #極地 #北極 #北極点 #本田勝一 #冒険論 #脱システム
    #2018年ぶちか読書 #344 #マウンテンぶちか
  • 間違いなく今年のベスト10に入る傑作!常に携行したいバイブル。.
.
自分は富士登山に懐疑的であって、そのモヤモヤとしたものがここでスッキリ解消できた。同じく氏はエベレストについても「未知の象徴たる世界の最高峰は、いつの間にやら我々のシステムの内側に吸収されてしまっており、登頂を目指すこと自体、クリエイティブな要素など微塵もない、逆に”これさえやれば志望校に合格できます”みたいな受験テクニックさながらの没個性的マニュアル行為への対象へと変質してしまっていたのである」と指摘する。痛快!.
.
管理という概念は<行動に関する判断を自分以外の何かに譲り渡した状態>と定義することができる、冒険の現場では①情報通信テクノロジーの発達②ジャンル化③人間のものの見方の変化によりシステムが巨大化、強固化しているように思えるとのこと。脱システムするためには、われわれが暮らす日常がどのようなシステムの管理下にあるのかを、まず自分なりに見通すことができていなければならない。冒険を報告するということは、冒険によって越えられたシステムの境界線を明示すること.
.
2019年は更に脱システムと反テクノロジーを声高に標榜していきたい。.
.
#bookstagram #book #本 #読書 #本が好き #活字中毒 #活字 #読書 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい
#love #photooftheday #happy #fun #instalike #life
#新冒険論 #角幡唯介 #探検 #冒険 #極夜 #極地 #北極 #北極点 #本田勝一 #冒険論 #脱システム
#2018年ぶちか読書 #344 #マウンテンぶちか
  •  56  0 1 December, 2018